排泄介助 便秘を理解し、快適な毎日を送ろう
便秘とは、便がスムーズに体外へ出ない状態のことを言います。毎日決まった時間に排便がある人でも、いつもより便の量が少なく、硬くて、排泄する時に強い痛みがあるようであれば、便秘の可能性があります。人によって、普段の便の回数や硬さ、形は違いますので、排便が3日に1回だからといって、必ずしも便秘であるとは言えません。大切なのは、ご自身のいつもの排便の状態と比べて変化がないかを確認することです。例えば、普段は毎日排便があるのに、数日間全く排便がない、あるいは、毎日排便があっても、便の量が極端に減った、いつもより便が硬く、排便に苦労する、排便後もすっきりせず、お腹に便が残っている感じがする、といった場合は、便秘になっているかもしれません。便秘には、一時的なものと長く続くものがあります。旅行などで生活環境が変わった時や、緊張やストレスを感じている時などには、一時的に便秘になることがあります。このような場合は、原因となっている状況が改善すれば、自然と便秘も解消されることが多いです。しかし、生活習慣の乱れや、特定の病気、服用している薬の影響などによって、慢性的に便秘が続く場合もあります。便秘をそのままにしておくと、お腹が張って苦しくなったり、食欲がなくなったりするだけでなく、痔の原因となることもあります。また、体に様々な悪影響を及ぼす可能性もありますので、便秘の状態が続く場合は、自己判断せずに、医療機関を受診して、医師や看護師に相談し、適切な助言や治療を受けるようにしましょう。
