骨密度低下

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医療

動かさないと衰える?廃用症候群を防ごう

「廃用症候群」とは、体を動かさずに長い間過ごしてしまうことで、心と体の働きが弱ってしまう状態のことです。年のせいによる筋力や体力の衰えとは違い、安静状態が長引くことで急に心身の状態が悪化するのが特徴です。お年寄りだけでなく、病気や怪我で入院している人や、家で療養している人など、年齢に関わらず誰でもかかる可能性があるので、注意が必要です。まるで使っていない道具が錆びてしまうように、私たちの体も使わなければ本来の働きを失ってしまいます。具体的には、筋肉や関節、骨、心臓や肺の働き、消化器官、排泄の働き、心の働きなど、体のあらゆる働きが低下し、日常生活に支障が出てきます。例えば、歩くのが難しくなったり、食事やトイレの介助が必要になったり、記憶や判断などの認知機能が衰えて忘れっぽくなったりするなど、様々な症状が現れます。また、寝たきりになることで、床ずれ(褥瘡)ができやすくなったり、誤嚥性肺炎のリスクが高まったりすることもあります。さらに、人と話す機会が減ることで、気持ちの落ち込みや不安を感じやすくなることもあります。この状態を放っておくと、介護が必要な状態になり、生活の質が下がるだけでなく、寿命にも影響する可能性があります。寝たきりになると、血液の流れが悪くなり、血栓ができやすくなります。この血栓が肺に詰まると、肺塞栓症という命に関わる病気を引き起こす可能性があります。また、免疫力も低下し、感染症にかかりやすくなります。そのため、廃用症候群にならないように予防し、もしなってしまった場合は早く対応することが大切です。少しでも体を動かす習慣をつけたり、周りの人と積極的にコミュニケーションをとったりすることで、廃用症候群の予防につながります。また、定期的に健康診断を受け、体の状態を把握することも重要です。もし、体の衰えを感じたら、早めに医師や専門家に相談しましょう。
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