介護保険 要支援状態とは?知っておくべき高齢者介護の基礎知識
要支援状態とは、日常生活を送る上で少しの困難はあるけれど、介護を必要とする状態とまでは言えない状態のことを指します。一人でご飯を食べたり、お風呂に入ったり、トイレに行くといった基本的な生活動作はたいてい自分で行うことができます。しかし、家の掃除や洗濯、買い物などの家事や、服を着替えたり、身だしなみを整えたりといったことの一部で、誰かの助けが必要になることがあります。このような状態になるのは、年を重ねるにつれて体の機能が衰えてきたり、長く患っている病気の影響であったりすることが多く見られます。要支援状態は、介護保険制度の中で、介護が必要な状態の中でも軽い状態と位置付けられています。介護が必要な状態は程度によって1から5までの段階に分けられますが、要支援状態はそれよりも軽い、まだ介護までは必要ないけれど、少しの支援は必要な状態のことです。要支援と認定されると、一人ひとりに合った支援計画(ケアプラン)を作ってもらい、自宅に介護士が来てくれる訪問介護や、日帰りで施設に通ってサービスを受ける通所介護といった介護サービスを受けることができるようになります。ただし、介護が必要な状態の方に比べて、利用できるサービスの種類や回数、時間には限りがあります。ですから、ご自身の状態に合ったサービスを選ぶことが大切になります。要支援状態のうちに適切な支援やケアを受けることで、状態が悪化することを防ぎ、自分の力で生活を続けていくことができる可能性が高まります。ですから、早めに状態に気づき、適切な対応をすることがとても大切です。
