医療 立ちくらみ要注意!起立性低血圧を知ろう
起立性低血圧は、立ち上がった時や長時間立っている時に様々な症状が現れる病気です。主な症状として、めまいやふらつきが挙げられます。まるで世界がぐるぐる回っているような感覚に襲われたり、足元が不安定になって立っているのがやっとの状態になることもあります。また、目の前が暗くなる、視界が狭まるといった視覚の異常も伴うことがあります。急に視界が暗くなると、周囲の状況が把握しづらくなり、大変危険です。さらに症状が進むと、意識を失って倒れてしまうこともあります。このような状態は、医学用語で失神と呼ばれ、周囲の人を驚かせてしまうだけでなく、本人にとっても大きな負担となります。これらの症状は、体位を変えた直後、例えば急に立ち上がった時や、椅子から立ち上がった時などに特に起こりやすいです。持続時間は数秒から数分と様々ですが、症状が長く続く場合は注意が必要です。症状の程度も人それぞれです。軽く立ちくらみを感じる程度で済む人もいれば、意識を失ってしまうほど重症化する人もいます。特に高齢者は、低血圧によって転倒する危険性が高いため注意が必要です。転倒によって骨折などの怪我を負ってしまう可能性も高く、日常生活に大きな支障をきたす恐れがあります。もしこれらの症状が現れたら、すぐにしゃがむか座って安静にすることが大切です。可能であれば横になるのが最も効果的です。横になることで、心臓と脳の高さを同じにすることができ、脳への血流が促進されます。症状が続く場合や、頻繁に起こる場合は医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。自己判断で放置せずに、医師に相談することが大切です。
