直腸

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排泄介助

便意を我慢する癖に潜む危険

便意とは、直腸に便がたまり、排泄の準備ができたことを知らせる体のサインです。仕事中や外出先など、様々な理由で便意を我慢してしまうことは誰にでもあるでしょう。しかし、便意を我慢する習慣は、体に様々な悪影響を及ぼす可能性があります。便意を感じているにも関わらず排便を我慢すると、直腸は便をため込み続けなければなりません。すると、直腸は次第に便意に対する感覚が鈍くなり、脳へ便意を伝える信号が弱まっていきます。つまり、便が直腸に届いても、便意を感じにくくなってしまうのです。これが、直腸性便秘の仕組みです。最初は一時的な便秘でも、便意を我慢する事が習慣化すると、慢性的な便秘になる可能性があります。さらに、直腸に長く留まった便からは水分が吸収され、便が硬くなります。硬くなった便は排泄しにくいため、さらに便意を感じにくくなり、悪循環に陥ってしまうのです。また、便が直腸に長時間留まることで、腹痛や腹部膨満感といった不快な症状が現れることもあります。さらに、直腸がんのリスクを高めるという報告もあります。日々の暮らしの中で、便意を我慢せざるを得ない状況は少なくありません。ですが、健康な排便習慣を保つためには、便意を感じたら可能な限り我慢せず、トイレに行くように心がけましょう。職場や外出先でトイレに行きにくい場合は、トイレ環境の改善を申し出ることも検討してみましょう。また、食物繊維を多く含む食品を摂取する、水分をこまめに摂る、適度な運動をするなど、排便しやすい体を作るための工夫も大切です。
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