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知能指数:その理解と活用

知能指数とは、知的な働き具合を数字で表したものです。よく知られている知能指数、いわゆるIQは、知能検査の結果から計算されます。この検査は、同じ年齢の子どもたちを基準にして作られています。ですから、検査の結果は、同じ年齢の子どもたちと比べて、どのくらい知的な力が育っているのかを示すものです。個人の頭の良し悪しを決めるものではありません。知能検査では、色々な課題に挑戦してもらいます。例えば、言葉の意味を理解する問題、図形や絵を見て考える問題、短い時間だけ記憶する問題、素早く計算する問題などです。これらの問題は、言葉の理解力、図形や空間を捉える力、記憶力、情報処理の速さといった、色々な知的な力を測るために作られています。検査の結果を見ると、その人がどんなことが得意で、どんなことが苦手なのかが分かります。知能指数は、あくまでも色々な能力を測るための一つの目安です。人の知的な力は複雑で、色々な面を持っています。知能指数だけでは測れない部分もたくさんあります。例えば、新しいものを作り出す力、絵を描く力や音楽を奏でる力、人付き合いの上手さ、言葉で自分の気持ちを伝える力などは、知能検査ではきちんと測ることが難しいです。ですから、知能指数の数字だけでその人の能力を判断してはいけません。他にも色々な点を見て、その人の全体像を理解するように心がけましょう。創造性や感受性、協調性、コミュニケーション能力といった、数字では測れない大切な力にも目を向けることが大切です。
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