生活リズム

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老化防止

体内時計と健康:サーカディアンリズム

私たち人間には、生まれつき体の中に約一日の周期で働く時計が備わっています。これを体内時計、あるいは日周期律動とも言います。この体内時計のおかげで、私たちは地球の昼と夜のリズムにうまく合わせて、毎日を健康に過ごすことができるのです。体内時計は、睡眠と覚醒のサイクルを調整するだけでなく、体温の変化やホルモンの分泌といった様々な体の機能にも関わっています。朝、目が覚めて活動的になるのも、夜になると眠くなるのも、この体内時計の働きによるものです。まるで体の中にいる小さな時計師が、私たちの体のリズムを調整しているかのようです。この体内時計の中心となる部分は、脳の中にある視交叉上核と呼ばれる場所です。視交叉上核は、目から入ってくる光の刺激など、周りの環境の変化の情報を受け取ります。そして、その情報をもとに、体の様々な場所に時間を知らせる信号を送っているのです。体内時計は、主に光によって調整されています。朝、太陽の光を浴びることで、体内時計はリセットされ、一日のリズムが始まります。逆に、夜遅くに明るい光を浴びると、体内時計が狂ってしまい、睡眠に問題が生じたり、体調を崩しやすくなったりすることがあります。規則正しい生活を送ることは、体内時計を正常に保つためにとても大切です。毎日同じ時間に寝起きし、バランスの良い食事を摂り、適度に体を動かすことで、体内時計の乱れを防ぎ、健康な毎日を送ることができます。もし、体内時計が乱れてしまったと感じたら、生活習慣を見直してみましょう。
移動介助

離床のススメ!

寝たきり、つまり常にベッドで過ごすことを臥床(がしょう)と言いますが、その反対が離床(りしょう)です。離床とは、簡単に言うとベッドから出て別の場所へ移動することを指します。朝、目を覚まして布団から出る、これも離床の一つです。朝、ベッドから出る、と聞くと、起床(きしょう)という言葉を思い浮かべる方もいるかもしれません。確かに、朝ベッドから出るという点では似ていますが、起床と離床は厳密には違います。起床は、目を覚まして眠りの状態から離れることを意味します。一方、離床はベッドという場所から離れることを意味します。つまり、目が覚めてもベッドに横たわっている状態は、起床はしているけれども離床はしていない、ということになります。また、よく似た言葉に起床介助(きしょうかいじょ)があります。これは、朝起きてから、お手洗いへ行く、服を着替える、顔を洗う、椅子へ移るといった一連の動作を介助することです。つまり、離床は単にベッドから出る行為そのものを指し、起床介助は、朝起きてからの様々な動作の介助を含みますので、離床はその一部ということになります。離床は、身体を動かす機会を増やし、健康を保つ上で非常に大切です。血液の流れを良くしたり、筋肉や関節の衰えを防いだり、食事を美味しく食べられたり、気持ちも前向きになったりと、良い効果がたくさんあります。寝たきりの状態が続くと、身体の機能が低下しやすくなります。ですので、たとえ短い時間でも、ベッドから出て身体を動かす、離床を積極的に行うことが大切です。
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