心身機能維持

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介護保険

要支援:介護予防で自立した暮らしを

要支援とは、日常生活における基本的な動作がおおむね自立しているものの、一部に介助が必要な状態です。食事を自分で食べたり、服を着替えたり、トイレに行ったりといった基本的な生活動作は一人で行うことができますが、動作がゆっくりだったり、少し不安定だったりするため、見守りやちょっとした手助けが必要になります。例えば、食事は自分でできますが、箸やスプーンを持つ手が震えてしまうため、おかずをこぼしてしまうかもしれません。服を着ることもできますが、ボタンをかけるのに手間取ったり、うまく留められないことがあります。トイレも一人で行けますが、ズボンの上げ下ろしに時間がかかったり、バランスを崩して転倒する可能性があります。このような場合、家族や介護者がそばで見守ったり、動作を補助することで、安全に日常生活を送ることができます。要支援の状態は、完全に自立した状態と、常時介護が必要な要介護状態の中間に位置します。まだ多くのことを自分自身で行うことができるため、適切な支援を受けることで、自立した生活を維持し、要介護状態への移行を予防することが期待できます。要支援と認定されると、介護予防サービスを利用することができます。これらのサービスは、一人ひとりの状態に合わせて、運動機能の維持・向上や、栄養改善、社会参加の促進などを目的とした、様々な支援を提供しています。要支援と認定されることで、必要なサービスを受けながら、安心して日常生活を送ることができるようになります。また、介護予防にも繋がるため、健康寿命の延伸にも役立ちます。
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