介護保険 介護給付:支えとなる仕組み
介護が必要になったとき、国が費用を一部負担してくれる制度があります。それを介護保険制度といいます。この制度では、要介護認定を受けた人が利用できるサービスの費用に対して、介護給付が支給されます。介護給付を受けるには、まず市区町村の窓口へ行き、要介護認定の申請をする必要があります。申請後、審査を経て要介護度(要介護1から要介護5)の認定が下されます。この認定結果によって、利用できるサービスの種類と、ひと月に利用できる限度額(サービスの量)が決まります。介護サービスを利用した際、費用の大部分は介護保険から支払われます。利用者ご本人やご家族の負担は、原則として費用の1割です。例えば、サービスの利用料が10万円だった場合、自己負担額は1万円となります。ただし、所得に応じて負担割合が2割または3割になる場合があります。介護給付で利用できるサービスは、大きく2つの種類に分けられます。ひとつは住み慣れた自宅でサービスを受ける「居宅サービス」です。訪問介護(ホームヘルプ)や訪問入浴、デイサービスなどが含まれます。もうひとつは施設に入所してサービスを受ける「施設サービス」です。特別養護老人ホームや介護老人保健施設、介護療養型医療施設などがこれにあたります。どちらのサービスも、利用者の状態や希望に合ったサービスを選択することが大切です。要介護認定の申請や介護サービスに関する相談は、お住まいの市区町村の窓口や地域包括支援センターで行うことができます。お気軽にご相談ください。
