医療 生活の質を高める医療:クオリティ・オブ・ライフ
クオリティ・オブ・ライフ(略して生活の質)とは、一人ひとりがどれくらい自分らしく充実した日々を送れているかを表す考え方です。これは、病気の治療においても、ただ病気を治すだけでなく、治療後も患者さんが自分らしく生き生きと生活できることを目指す上で、とても大切な視点となっています。生活の質は、「生活の質」「人生の質」「生命の質」など、様々な言葉で表現されます。どれも、体の状態、心の状態、社会との関わりなど、様々な側面から見た健康状態を意味しています。体の健康状態が良いだけではなく、日々の暮らしに満足感や幸福感を感じているか、周りの人と良い関係を築けているかなども含まれます。例えば、重い病気で入院している方の生活の質を高めるためには、痛みや苦しみを取り除く医療行為はもちろんのこと、好きな音楽を聴いたり、家族と面会したりする機会を設けることも大切です。また、退院後も、住み慣れた地域で社会参加しながら自分らしく生活できるよう支援していくことも重要になります。つまり、生活の質を高めるということは、体も心も健康な状態で、自分らしく生きがいを感じながら生活できる状態を目指すということです。これは、医療や介護の現場だけでなく、私たち一人ひとりが日々の暮らしの中で意識していくべき大切な考え方と言えるでしょう。
