ラーニングセラピー

記事数:(1)

認知症

学習療法で認知症予防

学習療法とは、認知症の症状を和らげたり、進行を遅らせたりすることを目的とした、学習を中心とした療法です。認知症になると、脳の働きが衰えてしまうことがありますが、学習療法では、この衰えた脳の働きを、学習を通して再び活発にさせ、日常生活での自立を助けることを目指します。ここで言う学習は、単に知識を詰め込む学習とは違います。一人ひとりの能力や状態に合わせたプログラムで、楽しみながら取り組めるように工夫されていることが特徴です。例えば、計算問題や読み書きだけでなく、音楽を聴いたり演奏したり、絵を描いたり、折り紙を折ったり、料理をしたりなど、様々な活動を通して学習します。これらの活動を通して、脳の働きを維持・向上させるだけでなく、生活の質を高めることも目指します。学習療法は、認知機能への効果だけでなく、精神面や社会面への効果も期待できます。学習療法に参加することで、人と話す機会や社会と関わる機会が増え、孤立感を解消することに繋がる場合もあります。また、新しいことを学ぶこと自体が、喜びや達成感につながり、自信を持つことにも繋がります。生活にハリが出て、毎日を楽しく過ごすことができるようになる方も多くいらっしゃいます。このように、学習療法は認知症の方にとって様々な効果が期待できる有益な療法と言えるでしょう。
error: Content is protected !!