医療 高齢者の低栄養を防ぎ健康寿命を延ばしましょう
低栄養とは、体に必要な栄養が足りていない状態のことを指します。十分な量の食事が摂れていなかったり、色々な種類の食べ物をバランス良く食べられていなかったりすることで起こります。特にご高齢の方は、加齢に伴って様々な要因から低栄養になりやすい傾向があります。まず、年齢を重ねると、自然と食欲が落ちて食べる量が少なくなってしまうことがあります。また、食べ物を消化したり吸収したりする体の機能も弱ってくるため、食べた物がしっかりと栄養として体に摂り込まれにくくなります。さらに、歯が弱くなったり、噛む力が衰えたりすることで、硬いものが食べづらくなり、食事の種類が偏ってしまうことも低栄養の大きな原因です。低栄養の状態が続くと、様々な体の不調が現れます。体に栄養が行き渡らないため、疲れやすくなったり、免疫の働きが弱まって風邪などの病気に罹りやすくなったりします。また、筋肉が落ちて力が弱まり、歩くのが大変になったり、転んで骨折しやすくなったりもします。そして、寝たきりになってしまう可能性も高まります。低栄養は健康寿命を縮める大きな原因の一つです。いつまでも元気に過ごすためには、栄養バランスの取れた食事をしっかりとることが大切です。もし、食事の量が減ってきた、食べるのがつらくなってきたと感じたら、早めに周りの人に相談したり、専門家に栄養指導を受けたりするようにしましょう。色々な工夫をして、低栄養を防ぎ、健康な毎日を送りましょう。
