エアマット

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介護用品

エアマットで床ずれを防ごう

床ずれは、医学用語では褥瘡(じょくそう)と呼ばれ、寝たきりなどで長時間同じ姿勢を続けることで発生する皮膚の障害です。体重によって特定の部位が圧迫され、その部分の血行が悪くなることで、皮膚や皮下の組織が損傷を受け、最終的には壊死(えし)してしまうのです。特に、寝たきりの状態にある方や、体の麻痺、意識障害などによって自分で自由に体の向きを変えることができない方は、床ずれが発生しやすい状態にあります。床ずれは放置すると重症化し、細菌感染を引き起こす可能性があります。感染症が重症化すると、命に関わる危険もあるため、早期発見と適切な対処が非常に重要です。床ずれの初期症状としては、圧迫されている部分の皮膚に赤みが見られるようになります。また、触ると熱を持っている、腫れているなどの症状が現れることもあります。この段階では、まだ皮膚の表面的な損傷にとどまっていることが多く、適切なケアを行えば回復も比較的容易です。しかし、初期症状を見逃したり、適切なケアを行わなかった場合、症状はさらに進行します。進行すると、皮膚に水ぶくれができたり、皮膚が欠損して潰瘍(かいよう)になることもあります。さらに悪化すると、皮膚の壊死が進んでしまい、強い痛みを伴うこともあります。このような状態になると、治療に時間がかかり、患者さんの身体的、精神的な負担も大きくなってしまいます。そのため、床ずれは予防が何よりも重要です。日頃から体位変換をこまめに行い、皮膚の清潔を保つように心がけましょう。また、栄養状態を整えることも大切です。床ずれが発生した場合や、発生しそうな兆候が見られた場合は、すぐに医療機関に相談し、適切な指導を受けるようにしてください。
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