医療 めまい:高齢者の注意点
めまいは、自分自身や周りの景色が動いているように感じる不快な感覚です。この感覚は、人によって様々な形で現れます。大きく分けて、目が回るような回転性のめまい、体が浮いているような浮動性のめまい、そして、よろめいたりふらついたりするような不安定感があります。回転性のめまいは、まるで自分が洗濯機の中にいるような、ぐるぐる回る感覚です。一方、浮動性のめまいは、地面が揺れているような、ふわふわとした感覚で、まるで船に乗っているような気分になります。不安定感の場合、足元がおぼつかなく、倒れそうになる感覚があります。これらのめまいの症状に加えて、吐き気を催したり、実際に吐いてしまったり、冷や汗が出てきたり、顔が青白くなったりするといった自律神経の乱れによる症状が現れることもあります。めまいは、その程度も様々で、軽い場合は数秒で治まることもありますが、重い場合は数時間、ひどい時には数日間も続くことがあります。このような長引くめまいは、日常生活に大きな影響を与え、仕事や家事が困難になることもあります。また、めまいによって体のバランスを崩し、転倒してしまう危険性もあります。特に高齢者の場合、転倒による骨折のリスクが高いため、十分な注意が必要です。めまいを感じた際は、無理に動かず、安全な場所で安静にすることが大切です。症状が続くようであれば、速やかに医療機関を受診し、適切な検査と治療を受けるようにしましょう。
